ふくちのブックレビュー

著・橋本加名子『昔ながらの行事と手仕事をたのしむ、十二か月のレシピ にほんの食ごよみ』アスキー・メディアワークス(2007年)
1年間の季節・行事に合わせてつくることができる和食のレシピ本です。料理のレシピだけではなく、その料理の成り立ち、行事の意味、豆知識などを楽しく知ることができます。ただ眺めながら料理をつくるだけでなく、日本の深い文化や知識を身に付けることができる1冊です。
著・飯島奈美『LIFE なんでもない日、おめでとう! のごはん。』東京糸井重里事務所(2009年)
料理を上手につくれたら嬉しいです。でも、誰かに食べてもらって「おいしい」と言われたらもっと嬉しくなります。料理をつくる楽しさを、そして食べてもらう喜びを知ってみませんか? 料理のつくり方にはレシピと写真が一緒に載っており、過程の確認が簡単にできます。普段料理をしない人へ、お勧めします。
著・森崎繭香『焼かないケーキ』日東書院本社(2015年)
ケーキをつくってみたいけど時間がない、準備が大変そうだ、となかなか決心がつかない人へ。この本ではオーブンや特別な道具を使わずに、市販のパンやお菓子を使って短時間で美味しいケーキがつくれます! 記念日やお客さまを招いた時、ちょっとしたお菓子を食べたい時などにつくってみてはいかがでしょうか。

3冊の本を選んだ理由

経済の発展により企業の利便性が向上し、スーパーマーケットやコンビニエンスストアで買った惣菜や弁当、飲食店などで食事を済ます人が増えています。特に1人暮らしの社会人や学生に多いようです。忙しい、疲れているから、といった理由から、料理をするきっかけがないという人もいるでしょう。この3冊がそのきっかけになれば良いと考えています。また、図書館・歴史資料館「ふくちのち」には食を通して郷土を知る、みんなで使えるキッチンがあります。みんなと一緒に料理をつくって、食材や料理からさまざまなことを学んでみませんか。

香月小百合(ふくちのち 図書館司書)
1995年生まれ。福岡県北九州市出身。趣味は読書、映画鑑賞、写真撮影です。社会人になったばかりですが、図書館・歴史資料館「ふくちのち」を福智町の町民のみなさんの交流の場として利用してもらえるよう、頑張ります。

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