開館に向けて

これからの福智町を思って

ここからまちが変わる。人が集う、まちのステーションが実現する。そんな夢を描いてきた「まちづくりの拠点」が形になろうとしています。
目指したのは「夢を育む、出会いと感動の空間」。「夢を語れないプロジェクトが、人々の夢を育むことはできない」という情熱を多くの方々と共有しながら、今日まで準備を進めてきました。
この多機能で多彩な魅力を凝縮した施設は、我が国の図書館のイメージをも変える可能性を秘めた、まさに「小さな拠点」になると私自身、ワクワクしながら胸を高鳴らせています。
「先人が残した英知や伝統に触れる」「かけがえのない1冊の本を手にする」「人生を変える貴重な情報に出会う」「ものづくりの喜びを分かち合う」「小さなシアターで心を動かされる」など、非日常的な魅力を持ちつつ、心に寄り添い生活の一部になり得る身近な空間となるよう、今後さらなる企画の磨き上げに取り組んでまいります。
誰もがいつまでも夢を持ち続け、いきいきと目を輝かせて生きていける「心ときめく空間」の実現に向けて、福智山の麓に広がる小さなまちから、その情報を全国へ発信します。

福智町長 嶋野勝

図書館・歴史資料館がまちをつくる

2017年、福智町に新たなまちの拠点として図書館歴史資料館「ふくちのち」がオープンします。この「ふくちのち」は、通常の図書館や歴史資料館の機能を果たすことはもちろん、福智町の“地域のコミュニティと文化の交流の中心”となることを目指しています。
「人は記憶に残っていること、場所、人への想いは、年を重ねるごとに強くなる」と、私は考えています。そのような想いは地域活性化の源となり、シビックプライドにつながります。現代における図書館歴史資料館は、まちの拠点としてそのような志をも育てる施設へと成長しています。この「ふくちのち」で、人と人を結んだり、人との知識をつなげたり、さまざまな体験学習を重ねたり、私は町民のみなさまと一緒に私たちの「福智町の歴史」を刻みながら、このまちの未来をつくっていきたいと考えています。

福智町立図書館・歴史資料館「ふくちのち」
館長 鳥越美奈