消しゴムのカス

2016/11/03

小さなものですが、あんまりきれいな物でもなく、さらにはなぜか子どもたち、学生さんについては、図書館で大量に製造してしまいます。あれ、大量生産にはコツがいると思うんですよ~。大根おろしをつくるときみたいに、ガシガシやらないとあんなにはつくれないはずです。

そんなふうに製造はしたものの、学生さんの中には「床に落とすのはどうかな?」と思う子もいるのか、机の上に散らしたまま帰っちゃう子もたくさんいます。しかも、結構な量をっ! それもどうかなと思うのですが。最近は「防犯のため」か「マナーが悪いのため」か、ゴミ箱を設置していない図書館も多く見られます。そうなるとその状態になってしまうなぁと気が遠くなります(笑)。そのため折り紙や広告で箱を折って、消しゴムのカス入れにしているところもありますし。写真のようにペットボトルを切ってマスキングテープを貼って、手作り感満載で消しゴムのカス入れをつくっているところもあります。また「100円かな?」と思われる容器をあてているところもあります。

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さて、ふくちのちでは、どんな消しゴムのカス入れを創出しましょうか(笑)。
設計の中でもデザインチームがかっこいいのをデザインしてくれて、ものづくりチームがものづくり工房機材で作成してくれて、消しゴムや文具についての調べ学習が図書館でできて、歴史資料館の企画展示で筆記具の歴史みたいなものができて、設計チームの中の編集チームが「ふくちのち消しゴム考」なんかをまとめてくれたりしたら、このふくちのち、すごくないですか?

1つの切り口のことをみんなで創造し、つくり上げるものとして構成できる。そのことは、この福智町図書館歴史資料館「ふくちのち」プロジェクト自体を表しているなぁと感じています。このようにたくさんの方々が自分の活動を起こすきっかけとなる施設として福智町に創っていく「ふくちのち」。自分だったら何をどう考え、何をつくるかな? そしてどうしたら実現できるでしょうか? そんな話をしながら夢が実現する「ふくちのち」を私はみんなでつくりたい! まずは、「消しゴムのカス入れ制作隊」を募集しようかなぁ。

館長写真

鳥越美奈
福岡県北九州市出身。1988年から北九州市の複数の公共図書館に勤務。2008年に公共図書館の運営を担う図書館流通センターの社員として、北九州市立八幡西図書館の初代館長、中間市立中間市民図書館の館長を務めた。2015年5月より福智町立図書館館長・歴史資料館館長。

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