ボードゲームは大人気

2016/07/04

私はドイツの図書館の研究をしています。
なんて言えるすごい研究者になりたいとも思うのですが(笑)、今のところ、「ドイツの図書館に興味があります」という程度です(涙)。何年かに一度ドイツを訪れ、ドイツの図書館の方にインタビューしたり、見学したりを重ねています。そんな中、ドイツの図書館の資料収集の特徴(?)を2つ見つけました。

1つ目は楽譜が多いこと。
ドイツは音楽に縁のあるところのせいか、図書館でも楽譜をたくさん所蔵しています。

そして2つ目は図書資料の中にボードゲームがあることです。
ボードゲームとは、ボード(盤)上にコマやカードを置いたり、動かしたりして遊ぶゲームのことです。日本では囲碁、将棋、オセロ、双六などが有名かもしれません。そんなボードゲームを準備し、貸出も行っている図書館が少なくないのです。

基本的にドイツの図書館は日曜日が休み。日曜日は家族で教会に行き、家族で過ごす日だとお聞きしました。それは図書館で働くスタッフにも言えることだそうです。もしかしたら、図書館で借りてきたボードゲームを家族で囲んでいる家庭もあるのかもしれませんね。そんな休日の過ごし方もすてきです。しかも最近では、もっと進化したボードゲームや、外国から来たボードゲームもたくさんあるそうです。体験してみたいものですね。

以前、勤務していた図書館では、「ふくわらい」をおはなし会で行っていました。
いまどきの子どもたちは「ふくわらい」をやったことがないようで、初めての体験を楽しんでくれました。そして何度も何度もせがまれてやったのを懐かしく思い出します。スマホなどのゲームもいいのですが、アナログなゲームにも意外な楽しみが潜んでいますよ。

以下の写真、図書館に見えづらいかもしれませんが、ドイツの図書館です。隙間から少しだけ本が見えるので、ぎりぎり図書館だとわかるかな(笑)。

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ドイツ・ニュルンベルクの図書館「ラングヴァッサー分館」

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書棚の1つに、ボードゲームが並んでいます!

館長写真

鳥越美奈
福岡県北九州市出身。1988年から北九州市の複数の公共図書館に勤務。2008年に公共図書館の運営を担う図書館流通センターの社員として、北九州市立八幡西図書館の初代館長、中間市立中間市民図書館の館長を務めた。2015年5月より福智町立図書館館長・歴史資料館館長。

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