伊方の引き出しを極力直そう その5

2017/03/19

前回は底面にある突起をモデリングしました。次は引き出し全体に施された装飾をモデリングし、実際に出力。そして、小学校に取り付けに行きましょう。

その他もろもろをモデリングする

前回モデリングした突起のほかに、この引き出しにはさまざまな装飾が施されています。早速モデリングしていきましょう。

naoso_3-3_2

完成しました。

naoso_3-3_3

とても良い感じです。

出力する

モデリングしたデータを出力します。今回モデリングしたデータは幅約30cm×奥行き約40cmとかなり大きいため、これまでの連載で使用してきた私物の3Dプリンターは使用することができません。そこで、3Dプリントサービスを利用してこれを出力することにします。

近年のパーソナル・ファブリケーションの流行もあり、「3Dプリントサービス」などで検索すると、いくつかの企業がヒットします。こうした企業は、個人では買えないような大きな3Dプリンター、特殊な素材が出力できる3Dプリンターなどを所有しており、それらをサービスとして提供しています。

このサイズが出力できればなんでも良いので、雰囲気や予算感などで選びましょう。今回は比較的早く納品できるという某社にお願いしました。

そして数日後。

naoso_3-3_4

naoso_3-3_5

無事届きました。細かいところで多少バリが出ていますが、全体的には非常に良い出来です。さっそく福智町へと向かいます。

極力直す

福智町に帰ってきました。

naoso_3-3_6

伊方小学校に向かいます。

naoso_3-3_7

そして問題のTTルームへ。

naoso_3-3_8

naoso_3-3_9

やはり棚に引き出しが無くて気になります。ほかの引き出しには算数のプリントが入っているのですが、引き出しが1つ無いばっかりに、この小学校から第二の隈本有尚(くまもと・ありたか)が現れるのを阻んでしまうのではないかと不安に駆られます。福智町の未来のために、早く取り付けなければなりません。

naoso_3-3_10

naoso_3-3_11

naoso_3-3_12

無事取り付けることができました。

naoso_3-3_13

周囲と見比べても違和感はまったく無いです。とても自然な仕上がりです。

naoso_3-3_14

とりあえず、これで大丈夫でしょう。

最後に

今後、この教室の周辺で、棚の引き出しが欠落してしまった場合に備えて、今回作成したデータをThingiverseで公開しておきます。オープンな形式(パブリックドメイン)となっていますので、周辺の方、ぜひお役立てください。
http://www.thingiverse.com/thing:2087396

(撮影協力:山岡大地)

渡邉朋也
1984年生まれ。東京都出身、山口県在住。コンピューターとインターネットを使った調べものをベースに、ものづくりやイベント、エッセイ、ダジャレなどを手がけている。好きな食べものはカレー。ちなみに伯父と従兄弟は福岡県北九州市在住。http://www.watanabetomoya.com/

一覧に戻る