ふくちのちから

2017/8/21

ふくちのちから

石川えりこワークショップ「えんぴつから広がるせかい~自分の体のパーツを描こう!~」~8月18日(金)開催~

8月2日(水)から8月18日(金)まで『ボタ山であそんだころ』原画展を開催しました。期間中、原画に見入るお年寄りや、可愛い「はーい」の写真撮影風景を目にすることができました。ご鑑賞いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

 

 

原画展最終日8月18日(金)は、地元筑豊出身で、『ボタ山であそんだころ』(福音館書店)の作者でもある絵本作家 石川えりこさんをお迎えしてワークショップも開催しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のワークショップでは、鉛筆で濃淡をつけて自分の体を描くことに挑戦していただきました。用意した鉛筆は、HB・F・B・2B・3B.・4B・5B・6B・7B・8B・9B・10Bの全部で12種類!最初にえりこさんから鉛筆の種類や選び方について教えていただきました。こんなにたくさんの種類の鉛筆を目にするのは皆さん初めてのようで、鉛筆が種類によって濃さが違うことを1本ずつ確かめていました。

 

 

 

 

 

 

芯の太さもそれぞれ違って、線を描いた時の感触も同じではありません。えりこさんからは自分の大好きな体のパーツを選んで、画用紙いっぱい大きく思い切って描くようにとアドバイスをいただきました。自分の好きな体のパーツをじっくりと観察することで、今まで気づかなかったことを感じたり、その体のパーツがもっと好きなるというお話をしていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手の指や手首、目、めがね、耳、三つ編みした髪の毛などなど…。描くパーツが決まったら選んだ鉛筆をもって画用紙に線を入れていきます。皆さんが描き始めると、えりこさんもご自分の左小指を描き始めました。出来上がっていく段階をその都度、参加者のみなさんにお見せして描くコツを教えてくださいました。鉛筆デッサンでは黒色の濃淡、光と影の付け方が重要なポイントになるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えりこさんのさりげないアドバイスで、体のパーツはどんどん上手に仕上がっていきました。描いた部分を指でこすったり消しゴムを使って濃淡をつけていくと、鉛筆から広がる黒色の層がいくつも重なり、交差して、産声を上げるように体のパーツが現れてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

完成した作品は、最後にみんなで発表し合いました。「できなかった事は口にせず、できた事や嬉しい気持ち、自分が描いた好きな体のパーツのことを発表してくださいね!」というえりこさんのお言葉通り、皆さんの口から嬉しい言葉や楽しい言葉がたくさん出てきました。参加者の皆さんは、作品に対する思いを伝えあったあと、体のパーツだけでなく自分自身をまるごと好きになれたのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

ワークショップ終了後は、『ボタ山であそんだころ』原画展の会場でご本人による読み聞かせがありました。しっとりとした静かなお声から熱い思いが伝わる読み聞かせでした。『ボタ山であそんだころ』(福音館書店)は、実際に石炭に触れることができる炭坑コーナーがある「ふくちのち」にピッタリの絵本です。みなさまぜひ一度手にとってみてください!!

 

ご参加いただいた皆さま、石川えりこさん、ありがとうございました。

司書 Y.T

 


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